Debian/etch への移行トラブル

今回、Postfix を 2.1.x から 2.2.x 以降にするために、Debian/sarge から Debian/etch へのアップグレードを行いました。

まあ、etch 自体は以前から仕事用マシンで使ってたので、特にどうということはなかったんですが、移行して全くトラブルがなかったかというと、さすがにそういうわけにはいきませんでした。

まず、移行前から気にしていたのが、以前から使っていた xoops がちゃんと動くかどうか。

xoops は、PHP で書かれていて、データベースに MySQL を使っているんですが、ここの二つは、バージョン間の非互換についての話をよく聞きます。xoops 公式ページには動作環境として、PHP 4.1.0 以降、MySQL 3.23.xx 以降としか書いてなくて、特に etch で標準となっている MySQL 5.0.xで動くという確かな情報がなかったのが、これまで etch へのアップグレードをためらっていた理由でもありました。

しかし今回は xoops より、メーリングリストの方が重要だったので xoops には目を瞑ってアップグレードを行いました。結果的に MySQL に関しては問題なかったのですが、考えていなかった Web サーバの Apache2 のほうで文字化けトラブルが発生。これは、AddDefaultCharset を UTF-8 から EUC-JP に変更することで解決しました。

あともう一つどうしようもないのが、Firefox (etch だから iceweasel ですが) を起動するとマシンが再起動してしまう、という問題。再起動してしまうと、コンソールに出るはずのメッセージも残らないので、解析しようがないというのが困りもの。

サーバ用途なので、X を落として運用すれば問題ないんですが…。